築１０年超えたら読んで！屋根診断 奈良市 屋根工事
2025.06.10 (Tue) 更新
奈良市・大和郡山市の屋根工事・雨漏り完治専門店 なかやぶ屋根工事店の中籔です！
いつもホームページをご覧いただきありがとうございます！
たくさんの方に見て頂き、修理依頼を問い合わせて頂いています。
前回は、梅雨前に屋根点検 雨漏りを防ぐ絶好のタイミングについてお話しました。
今「築10年以上経った家の屋根、そろそろ点検が必要かも…？」と感じている方へ。
2025年版・最新の屋根メンテナンス情報をお伝えします。
屋根は住まいの中でも特に風雨や紫外線にさらされやすく、ダメージを受けやすい部分です。
そのため、定期的なチェックと適切な対応が住まいの寿命を延ばすカギとなります。
本記事では、築10年を過ぎた屋根の劣化サインの見つけ方、実際の傷みの事例、メンテナンスや塗り替えのベストタイミングなど、屋根リフォームに役立つ情報をわかりやすく解説します。
「うちの屋根、大丈夫かな？」と少しでも不安を感じている方は、ぜひ最後までご覧ください。
「2025年最新 築10年超えてたら読んで！屋根の今すぐ診断」
築10年メンテナンスポイントは？
住まいが築10年を迎えると、屋根にも経年劣化による影響が出てくる可能性があります。
特に確認しておきたいのは、次の点です。
屋根材のひび割れや欠損：紫外線や風雨により、屋根材が劣化しやすくなります。ひび割れや欠損が見られる場合、早急な対応が必要です。
コーキング材の劣化：屋根と屋根材の接合部に使用されているコーキング材が劣化すると、雨水の侵入を許す原因となります。定期的な点検と補修が求められます。
屋根裏の湿気やカビの発生：屋根裏に湿気やカビが発生している場合、屋根の通気性が悪化している可能性があります。通気口の確認と改善が必要です。
気になる部分をこまめに点検して、早めに手を打てば、屋根をいい状態で長く保つことができます。
戸建てのメンテナンス費用は自分で積み立てる
屋根のリフォームにはある程度の費用がかかるため、日頃からメンテナンス費用を計画的に積み立てておくことが大切です。
たとえば、毎月少しずつ貯めておけば、いざというときにも慌てずに対応できます。
さらに、地域によっては屋根の改修工事に対して補助金や助成制度が設けられていることもあります。事前に自治体の制度を確認しておくことで、費用負担を抑えつつ安心して工事を進めることができます。
築10年前後の劣化事例
実際に、築後10年以上経過した住宅では次のような屋根の劣化が見られることがあります。
瓦のズレや割れ：風や地震などの影響で、瓦がズレたり割れたりすることがあります。放置すると、雨漏りの原因となります。
屋根材の色あせや剥がれ：紫外線や風雨により、屋根材の塗装が剥がれたり色あせたりします。見た目の問題だけでなく、屋根材の保護機能が低下します。
雨樋の詰まりや破損：葉っぱやゴミが雨樋に詰まると、雨水の排水が悪化し、屋根に負担がかかります。定期的な清掃と点検が必要です。
劣化を見逃さずに早めに手を打つことで、後々の大きな修理や費用を抑えることにつながります。
屋根の塗装10年目が理想なわけは？
築10年をひとつの目安として、屋根の塗装を検討するのが理想的です。
屋根材の耐候性や防水機能がこの時期から落ち始めるため、早めの塗り替えが住宅の保護につながります。
屋根材の保護性能が低下するタイミングが10年
スレート屋根やセメント瓦など、一般的に使用されている屋根材は、表面の塗装によって雨や紫外線から守られています。
しかしこの塗装（塗膜）は、通常7〜10年ほどで劣化し始め、防水性能が低下していきます。
塗膜が剥がれると、屋根材が直接外部環境にさらされることになり、雨漏りやひび割れといったトラブルを引き起こす可能性が高まります。
10年を過ぎると補修では追いつかない劣化が進行
築10年を超えると、屋根材の表面だけでなく、内部の防水シートや下地材にも劣化が進む可能性があります。
こうした屋根の内部構造の損傷を未然に防ぐためにも、塗装のメンテナンスは計画的かつ定期的に行うことがとても大切です。
再塗装のタイミングを逃してしまうと、塗装だけでは劣化を補えず、結果として「葺き替え」や「カバー工法」など、より大規模で費用のかかる工事が必要になる場合があります。
適切な時期にメンテナンスを行うことで、長期的なコストを抑え、住まいの寿命を延ばすことにつながります。
実際の現場でも10年目前後の劣化が最も多い
私たち「なかやぶ屋根工事店」には、築10年〜15年の住宅にお住まいのお客様から多くのご相談をいただいています。
たとえば、奈良市内の築11年のスレート屋根を点検した際には、屋根の表面に色あせやコケ、さらに小さなひび割れ（クラック）が多数確認されました。
この段階で再塗装を実施することで、比較的低コストで屋根の耐久性を回復させ、長持ちさせることができました。
一方で、別の築15年の住宅では、長期間メンテナンスを行わなかった結果、防水層が深刻に劣化し、雨漏りが発生しました。
最終的には葺き替え工事が必要となり、大幅な出費につながってしまいました。
適切なメンテナンスで屋根寿命は約1.5倍に延びる
屋根塗装を適切なタイミングで行えば、屋根の耐用年数を20年〜30年延ばすことが可能です。
また、定期的なメンテナンスを行うことで、塗装費用を最小限に抑え、家全体の維持費を減らすことができます。
築10年目は屋根塗装にとって良いタイミングです。
早めに対応することで、余計な出費や大規模工事を回避でき、住宅の資産価値を守ることにもつながります。
奈良市・大和郡山市で屋根工事・屋根リフォームをご検討されている方は、是非この記事を参考にしてください！
奈良市・大和郡山市で屋根工事・雨漏りでお困りなら、なかやぶ屋根工事店へおまかせください！
なかやぶ屋根工事店は、屋根のことでお困りの方に少しでも安心をお届けできるよう、真心を込めて対応しています。
