ベランダ・バルコニーの雨漏り
2024.04.17 (Wed) 更新
奈良市・大和郡山市の屋根工事・雨漏り完治専門店 なかやぶ屋根工事店の中籔です!
いつもホームページをご覧いただきありがとうございます。
たくさんの方に見て頂き、修理依頼を問い合わせて頂いています。
前回は、台風対策についてご紹介させていただきました。
今回は、ベランダ、バルコニーの雨漏れについてご紹介させていただきます。
ベランダやバルコニー、お住まいの中でも雨漏り原因となりやすい箇所ということはご存知でしょうか?
外壁から飛び出た形で屋外に設計されているため、雨の影響を受けやすいのです。
◆バルコニーが雨漏りを起こしやすい理由は?◆
雨漏りは、「屋根から」という印象が強いという方が多いのではないですか?
真っ先に雨を受け止める屋根はお住まいの中でも最も雨漏りが発生しやすい箇所であることは間違いないですが、それ以外にも外壁からもあり得ますし、窓サッシからもあり得るのが雨漏りで、実は建物のどこからでも起こり得るのが雨漏りです。
家本体よりも外に出っ張っている場合が多いので雨が漏りやすい場所になってしまいます。
ですから、バルコニーからの雨漏りは断然屋根よりも多いのです。
バルコニーの性質上、雨漏りしやすいのには原因があります。
雨が降った際にバルコニー全体が雨水に晒されてしまう
南側に面していることから太陽の熱や紫外線に晒されやすい
屋根が無いなど。
台風の時など横殴りの雨は、
通常の雨では掛からない所に雨水が吹き込んでくるのです。
すると、些細な隙間やヒビなどからでも雨水が入り込むことがあり、雨漏りになってしまいます。
ドレンとは?
ドレンとは、ベランダ・バルコニーや屋上などの排水口に設置してある部材、あるいは排水口そのものを指していいます。
その雨水などを決まったルートで外部へ排出するときの起点となるのがドレンです。
ちなみに、ドレンの由来とされているのは、
「排出する」という意味がある英語の「drain」です。
ドレンをドレインと呼ぶこともあります。
横引きドレン…穴が横方向に設置してある
縦型ドレン…穴が床面に設置してある
ベランダの雨漏り
ベランダの雨漏りの原因で、いちばん多い排水口です。
ベランダの床面が劣化することで、雨漏りすることがあります。
特にベランダの床は、洗濯物を干す際などで歩いたり洗濯籠を置いたりと、負荷が掛かることが多いため、防水層の剥がれや傷などが発生しやすいといえます。
「大雨が降ると、ベランダに水溜まりができる」
こんな場合は、排水口が詰まっている可能性大です。
下の階の雨漏りの原因となり、放っておくと悪化します。
枯れ葉など、モノがたまって排水口がふさがれると、水が流れなくなって雨漏りにつながります。
雨漏り予防のために、目安として、1週間に1回程度の排水溝の掃除を心掛けましょう。
できるだけ排水口を傷つけないように、ゴミを取り除くのがポイントになります。
★ベランダの排水溝(排水口)を掃除する方法6選★
1.重曹水でスス汚れを落とす
・水100mLに対して重曹を小さじ1杯入れて溶かす
2.頑固な汚れにはクエン酸水
・100均でも売られているため揃えやすいアイテムです
・水100mLに対してクエン酸1/2杯
3.カビは塩素系漂白剤で落とす
・ゴム手袋をしてカビが気になる部分に塩素系漂白剤を吹きかける
・戸建ての場合は水で洗い流す
・マンションの場合は雑巾で拭き取る
4.住宅用や台所用の中性洗剤で擦り洗いをする
・中性洗剤を水で薄める
5.コケは熱湯で擦り落とす
・コケに熱湯をかけデッキブラシで擦る
6.排水口掃除ならワイヤーブラシがおすすめ
・排水口のフタなどを取り外す
・汚れが落ちるまで繰り返す
マンションなどの集合住宅の場合、ベランダでの水の使用が制限されている場合もあります。大量の水で汚れを流すと下の階や隣の部屋に汚れが流れ出すこともあるため、必ず規約を守るようにしましょう。
そして、ベランダの素材によっては、洗剤でベランダが傷つく可能性があります。
例えば、ウッドデッキには重曹、コンクリートには酸性の洗剤は不向きです。
洗剤を使用する前に商品や製品の取扱説明書をよく読んでから使用するようにしてください。
小さいうちに修理をすれば、修理費用も少額で済みます。
大きくなってしまうと修理費用も高額になってしまいます。
出来れば、雨漏りが最も発生しやすい、梅雨の時期や台風の時期の前に業者にメンテナンスを依頼しましょう。
小さなお気づきでも構いません。
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