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【2026年最新】屋根葺き替え費用の相場|坪数で総額はどう変わる?

公開:2024.05.28 (火) 更新:2026.09.27 (日)

「屋根の葺き替えって、うちの大きさやといくらぐらいなんやろ?」

「調べてみたけど、金額の幅が広すぎて目安がつかめへん」

「見積もりをもらったけど、この金額が高いのか安いのか分からない」

屋根の葺き替えは、一生に一度あるかどうかの工事です。比べた経験がないため、提示された金額が妥当なのかを自分で判断しにくいのが正直なところではないでしょうか。

しかも、同じ坪数のお住まいでも、選ぶ屋根材や下地の傷み具合で総額は大きく変わります。だからこそ、インターネットで調べても「相場」がはっきり見えてこないのです。

この記事では、2026年最新の情報をもとに、屋根の葺き替え費用が何によって決まるのか、坪数ごとにどれくらいを見ておけばよいのかについて詳しく解説します。

この記事を読むことで、

  • 葺き替え費用を左右する4つの要素が分かります
  • 坪数別に、費用をどう見積もればよいかが分かります
  • 屋根材ごとの単価の違いと、選び方の考え方が分かります
  • 見積書のどこを見れば他社と比べられるのかが分かります

奈良市・大和郡山市で築15年以上のお住まいの方、そろそろ屋根をどうにかしたいとお考えの方は、ぜひ最後まで読んでみてください!

屋根の葺き替え費用は、何で決まるのでしょうか?

屋根の葺き替え費用は、屋根の面積・選ぶ屋根材・下地の状態・足場や撤去処分費という4つの要素で決まります。このうち事前に読みきれないのが下地の状態で、ここが総額の振れ幅を生みます。

①屋根の面積

もっとも分かりやすい要素が面積です。屋根が広ければ、必要な屋根材も職人の手間も増えます。

ただし、面積は「大きくなるほど1平方メートルあたりの単価が下がる」傾向があります。足場を組む手間や現場の段取りは、屋根が広くても狭くても大きくは変わらないためです。

②選ぶ屋根材

同じ面積でも、屋根材を変えれば金額は倍近く変わることがあります。

軽さを優先するのか、耐久性を優先するのか、初期費用を抑えたいのか。ここは予算だけでなく、あと何年その家に住む予定なのかによっても答えが変わってきます。

③下地(野地板)の状態

葺き替えは、今の屋根材をはがして下地を露出させる工事です。そのため、はがしてはじめて下地の傷みが分かります。

長年の雨漏りで野地板が腐っていれば、その張り替えが追加で必要になります。実際の現場でも、屋根材の下から想定以上の傷みが出てくるケースは珍しくありません。

見積もりの段階で「下地に傷みがあった場合はいくら追加になるか」を確認しておくと、後から慌てずにすみます。

④足場代と撤去処分費

見落とされがちなのが、この2つです。

屋根の工事には安全のために足場が必要ですし、はがした古い屋根材は産業廃棄物として処分しなければなりません。とくに古い屋根材の処分は、種類によって費用が変わることがあります。

どちらも屋根材そのものの代金とは別に必要になる費用です。見積書に含まれているかどうかを必ず確認してください。

なお、既存の屋根材を撤去せずに上から新しい屋根材を重ねるカバー工法では、この撤去処分費がかかりません。葺き替えより初期費用を抑えやすいのはこのためです。ただし下地が傷んでいる場合はカバー工法を選べないことがあり、どちらにするかは屋根の状態によって判断が分かれます。

葺き替えとカバー工法の違いや選び方は、屋根カバー工法とは?葺き替えとの違いと選び方の記事で詳しく解説しています。

坪数別に見ると、費用はどう変わるのでしょうか?

坪数が増えれば総額は上がりますが、1坪あたりの単価はむしろ下がる傾向があります。一般的に、40坪のスレート屋根の葺き替えで100万円から200万円程度が目安とされています。

そもそも「坪数」は建坪でしょうか、屋根の面積でしょうか

ここが最初のつまずきポイントです。

「30坪の家」というときの30坪は、多くの場合は建坪(建物の面積)を指しています。ところが屋根には勾配があり、軒も出ています。そのため屋根の実面積は、建坪より1.2倍から1.5倍程度大きくなるのが一般的です。

つまり30坪のお住まいでも、屋根の面積は120平方メートル前後になることがあります。ネットで見た坪単価をそのまま建坪にかけると、実際より安く見積もってしまうことになります。

建坪(1:地面に接する建物の面積)と屋根の実面積(2:軒の出まで含む屋根面)を比べた図。屋根の面積は建坪より広くなる。

図の1が建坪、2が屋根の実面積です。屋根は勾配と軒の出があるぶん、建坪より広くなります。

20坪から30坪の場合

比較的コンパクトなお住まいです。屋根材と施工費だけであれば数十万円台に収まることもありますが、足場と撤去処分費が加わると総額はまとまった金額になります。

小さい屋根ほど、足場代の占める割合が大きくなる点は知っておいてください。

30坪から40坪の場合

奈良市・大和郡山市でもっとも多い規模帯です。

屋根材の選択によって総額が大きく動くのがこの帯で、スレート屋根から金属屋根に変えるだけで数十万円の差が出ることがあります。複数の屋根材で見積もりを出してもらうと、判断がしやすくなります。

40坪から50坪の場合

一般的に、40坪のスレート屋根で100万円から200万円程度とされています。50坪に近づけばさらに上がりますが、1平方メートルあたりの単価は下がっていきます。

このクラスになると、下地の傷みが総額に与える影響も大きくなります。屋根が広いぶん、傷んだ範囲も広くなりやすいためです。

屋根材によって、単価はどれくらい違うのでしょうか?

屋根材の単価は、1平方メートルあたり3,000円程度から13,000円程度まで幅があります。初期費用の安さだけで選ぶと、次のメンテナンスまでの年数を含めた総額で逆転することがあります。

スレート屋根(カラーベストなど)

一般的に、1平方メートルあたり3,000円から6,000円程度とされています。選択肢のなかでは初期費用を抑えやすい屋根材です。

軽くて扱いやすい一方、定期的な塗装などのメンテナンスが前提になります。

瓦屋根

一般的に、1平方メートルあたり6,000円から10,000円程度とされています。

耐久性の高さが特長ですが、重量があるため建物への負担は大きくなります。瓦屋根には棟瓦や漆喰といった瓦特有の部分があり、そこだけが傷んでいる場合は葺き替えまで必要ないこともあります。

なかやぶ屋根工事店の点検で上空から撮影した瓦屋根

なかやぶ屋根工事店の点検で撮影した瓦屋根です。

金属屋根(ガルバリウム鋼板)

一般的に、1平方メートルあたり8,000円から13,000円程度とされています。

軽さと耐久性のバランスがよく、葺き替えで選ばれることが増えている屋根材です。スレート屋根や金属屋根には棟板金という部材が使われており、ここが浮いたり釘が抜けたりすることが劣化のサインになります。

なかやぶ屋根工事店が施工中の金属屋根(ガルバリウム鋼板)

なかやぶ屋根工事店が施工中の金属屋根です。

断熱材が入ったタイプ

同じ金属屋根でも、断熱材が一体になった製品は単価が上がります。

そのぶん夏の暑さや雨音が軽減されることがあり、住み心地を重視される方には選択肢になります。金額だけでなく、何を優先したいのかで判断してください。

見積書は、どこを見れば比べられるのでしょうか?

見積書は総額ではなく内訳で比べます。「屋根工事一式」とだけ書かれた見積書は、何が含まれて何が含まれていないのかを判断できません。

「一式」表記になっていないか

一式表記が多い見積書は、後から追加費用が発生しやすくなります。

面積・単価・数量が項目ごとに書かれているかを確認してください。安く見えた見積もりが、実は必要な工程を含んでいなかったということもあります。

下地の扱いが書かれているか

先ほどお伝えしたとおり、下地の傷みは開けてみないと分かりません。

だからこそ、「下地に傷みがあった場合はどう扱うか」が見積書や説明のなかにあるかどうかが、業者を見分けるポイントになります。

撤去処分費と足場代が入っているか

この2つが抜けている見積書は、総額が安く見えます。

同じ条件で比べるためには、両方が含まれた状態の金額で並べる必要があります。

補助金や火災保険が使えることもある

お住まいの自治体によっては、住宅リフォームの補助制度が用意されていることがあります。年度ごとに内容が変わるため、工事を検討し始めた時点で確認しておくとよいでしょう。

また、風などによる被害は条件によって火災保険、地震による被害は地震保険の対象となるのが一般的です。詳細は保険会社への確認が必要になります。

よくあるご質問

Q:30坪の家だと、屋根の面積も30坪ですか?

いいえ、多くの場合は違います。屋根には勾配と軒があるため、屋根の実面積は建坪の1.2倍から1.5倍程度になるのが一般的です。坪単価をそのまま建坪にかけると、実際より安く見積もることになります。

Q:葺き替えとカバー工法では、どちらが安いですか?

一般的にはカバー工法のほうが初期費用を抑えられます。既存の屋根材を撤去せずに上から重ねるため、撤去処分費がかからないからです。ただし下地が傷んでいる場合はカバー工法を選べないことがあり、屋根の状態によって判断が分かれます。

Q:見積もりを取ると費用はかかりますか?

なかやぶ屋根工事店では、診断も見積もりも無料で承っています。点検の際は撮影した写真をお見せしながら、どこがどう傷んでいるのかをご説明しますので、金額の根拠まで確認していただけます。

まとめ

屋根の葺き替え費用は、屋根の面積・屋根材・下地の状態・足場と撤去処分費の4つで決まります。

坪数は建坪ではなく屋根の実面積で考えること、屋根材によって単価が倍近く変わること、そして下地の傷みが総額の振れ幅を生むこと。この3点を押さえておけば、提示された金額をご自分で判断できるようになります。

見積書は総額ではなく内訳で比べてください。安く見えた見積もりが、必要な工程を含んでいないだけということもあります。

そして何より、屋根は人の体と同じで、傷みが浅いうちに手を入れたほうが工事は小さくすみます。気になり始めた時点で一度見てもらうことをおすすめします。

なかやぶ屋根工事店では、自社の職人がお住まいまで点検にうかがいます。屋根に上がって撮影した写真をお見せしながら、いまどういう状態なのか、どの工事が必要でどの工事は今でなくてよいのかをご説明します。診断とお見積もりは無料ですので、金額の目安を知りたいという段階でもお気軽にご相談ください。

奈良市・大和郡山市で屋根工事・屋根リフォームをご検討されている方は、是非この記事を参考にしてください!

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