実は屋根材の色が家の冷暖房費に影響を与える理由 奈良市 屋根工事
2025.07.09 (Wed) 更新
こんにちは。
奈良市・大和郡山市の屋根工事・雨漏り完治専門店 なかやぶ屋根工事店の中籔です!
いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。
たくさんの方に見て頂き、修理依頼を問い合わせて頂いています。
前回は、屋根の重さが家に与える影響って知っていますか?についてお話させていただきました。
「屋根のリフォームを考えてるけど、どんな屋根材や色にすればいいのか分からない…」「電気代が年々高くなってて困ってる…」
そんな風に感じている方、多いのではないでしょうか?
実は、屋根の“色”って、思っている以上に家の室温や冷暖房の効きに関わってくるんです。
つまり、選ぶ色によっては、光熱費をグッと抑えられることもあるんです!
この記事では、「屋根の色と省エネの関係」について、2025年の最新情報をもとに、わかりやすくご紹介していきます。
どんな色や素材が光熱費を節約しやすいのかが分かるので、リフォームを失敗したくない方にはピッタリの内容です。
これから屋根塗装や外壁塗装、葺き替えを考えている方は、ぜひ最後まで読んでみてください!
「2025年最新」実は屋根材の色が家の冷暖房費に影響を与える理由
屋根の色って、「見た目の好みで選べばいい」と思っていませんか?
実はそれ、大きな落とし穴なんです。
屋根の色ひとつで、室内の温度が変わったり、エアコンの効きが悪くなったりすることもあるんです。
最近は猛暑や電気代の値上げもあって、「屋根の色選び」は見た目だけじゃなく、家の快適さやお財布にも関わってくる大事なポイントになっています。
ここでは、「なんで屋根の色が冷暖房費に影響するの?」という素朴な疑問に、分かりやすくお答えしていきます!
見落としがちな外壁、屋根の色が室温に与える影響
屋根や外壁の色って、実は太陽の熱をどれくらい吸収するかにめちゃくちゃ関係してるんです。
たとえば、黒や濃いグレーといった暗めの色は太陽の熱をグングン吸収するので、夏になると屋根の表面温度が60℃以上になることもあるんです。
その熱が家の中にも伝わってしまうと、冷房の効きが悪くなって、結果的に電気代がグッと上がってしまうんです…。
逆に、白っぽい色やアイボリー、ライトグレーのような明るい色は、太陽の光を反射してくれるので、屋根の温度上昇を抑えてくれるんです。
実際に、私の自宅でも数年前に黒っぽい屋根からライトグレーに塗り替えたところ、なんと夏の冷房費が前年より約18%もダウン!
体感的にも涼しくなって、驚きました。
こんなふうに、屋根の色って「見た目重視」だけじゃもったいないんです。
ちゃんと選べば、毎月の光熱費にも差が出てくるのです。
塗装色の日射反射について
「日射反射率(にっしゃはんしゃりつ)」って聞いたことありますか?
これは、屋根や外壁が太陽の光をどれくらい跳ね返してくれるかを数値で表したものなんです。
この反射率が高いほど、屋根の表面温度が上がりにくくなるので、室内も涼しく保ちやすくなります。
実際、遮熱効果のある塗料を使うと、夏の屋根の温度が最大で20℃くらい下がることもあるんです!
たとえば、日本ペイントやエスケー化研から出ている「遮熱塗料シリーズ」では、
反射率60%以上のものもあって、光熱費の節約はもちろん、室内の快適さもグンとアップします。
屋根リフォームをするときは、色の好みだけじゃなくて、「この色・塗料はどれだけ日差しを跳ね返せるか?」っていう視点でも選ぶのがおすすめです!
省エネに有効な屋根の工夫は?
屋根の色を変えるだけでも十分効果はありますが、実は他の工夫と組み合わせると、もっと効率よく光熱費を抑えることができるんです!
遮熱塗料をうまく使うのがポイント
遮熱塗料っていうのは、太陽の熱を反射してくれる特殊な塗料のこと。
屋根リフォームのときにこれを使うと、夏の暑〜い日でも屋根があまり熱を持たず、室内の温度上昇を抑えてくれるんです。
特に、ガルバリウム鋼板みたいな金属系の屋根とは相性バッチリです。
断熱材が入っていなくても、かなり効果が感じられますよ。
屋根裏の断熱材も見直してみよう!
屋根裏の断熱材を強化するのもおすすめです。
グラスウールやセルロースファイバーなど、優れた断熱性能を持つ素材を使えば、夏は外からの熱を遮り、冬は室内の暖かさを外に逃がしにくくなります。
実際に、屋根の色と断熱材をセットで見直したご家庭では、「体感温度が2〜3℃くらい違う!」という声もあります。
リフォームの際には、屋根の“外側”だけでなく、内側の工夫も忘れずに取り入れると、省エネ効果がぐっと高まります!
人気の屋根色と特徴
最近の屋根リフォームでは、「見た目がおしゃれかどうか」だけじゃなくて、「どれくらい省エネになるか」も重視する方が増えています。
せっかくリフォームするなら、カッコよくて光熱費も抑えられる屋根がいいですよね!
ここでは、2025年時点で特に人気が高まっている屋根の色と、その特徴をわかりやすくご紹介します。
ライトグレー:見た目も涼しさもバランス◎
ライトグレーは、光をしっかり反射してくれるうえに、スタイリッシュな見た目も魅力。
外観がスッキリ引き締まって、モダンな住宅によく合うんです。
関西エリアでは特に人気が高まっていて、都市型の住宅や新築リノベーション物件でもよく採用されています。
「カッコよさ」と「涼しさ」の両立を狙うなら、間違いない色です。
モスグリーン:自然と馴染んで遮熱もバッチリ
モスグリーンは、景観にしっくりなじむ落ち着いた色味が特徴です。
自然の多い地域や、和モダンな住宅にもぴったりで、最近また人気が出てきています。
しかも、見た目がやさしいだけじゃなく、塗料によっては遮熱効果もしっかりあります!
実際に、奈良市内の築20年の木造住宅でこの色に塗り替えたところ、冷房の使用時間が1日あたり平均1.2時間も減ったというデータもありますよ。
アイボリーホワイト:とにかく反射率がスゴイ!
アイボリーホワイトは、とにかく反射性能がトップクラス!明るい色なので太陽光をよく跳ね返し、夏の暑さをグッとやわらげてくれます。
「光熱費をとにかく抑えたい」という方にはピッタリの色ですが、ちょっとだけ注意点も。
汚れが目立ちやすいので、定期的なメンテナンスは必要になります。でも、それを差し引いても十分な省エネ効果が期待できる人気カラーです!
まとめ
屋根の色って、「見た目だけの問題でしょ?」と思われがちですが、実は暮らしの快適さや電気代にまで大きく関わってくる重要なポイントなんです。
2025年の最新トレンドをふまえると、屋根リフォームで光熱費を抑えるコツはこの3つです。
遮熱塗料を使うこと
高反射率の明るい色を選ぶこと
屋根裏の断熱材を強化すること
この3つをうまく組み合わせれば、夏も冬も快適に過ごせて、家計にもやさしい住まいに近づけます!
「せっかく屋根をリフォームするなら、省エネにもこだわりたい」そんな方は、ぜひこの記事の内容を参考にしてみてくださいね。
奈良市・大和郡山市で屋根工事・屋根リフォームをご検討されている方は、是非この記事を参考にしてください!
奈良市・大和郡山市で屋根工事・雨漏りでお困りなら、なかやぶ屋根工事店へおまかせください!