早めの台風対策☆被害を抑えよう!!屋根リフォーム なかやぶ屋根工事店
2024.04.02 (Tue) 更新
奈良市・大和郡山市の屋根工事・雨漏り完治専門店 なかやぶ屋根工事店の中籔です!
いつもホームページをご覧いただきありがとうございます。
たくさんの方に見て頂き、修理依頼を問い合わせて頂いています。
前回は、雨樋チェックについて説明させていただきました。
今回は毎年、日本各地で被害が報告される台風についてお話させていただきます。
「我が家の屋根も台風で飛ぶ可能性があるの?」
などの不安な方もいると思います。
台風による暴風で屋根材が飛んでしまうと、近隣の住宅や通行人などに大きな被害を及ぼす可能性があります。
また、屋根材がめくれてしまうことから、雨漏りの危険性もでてきてしまいます。
このような被害を受けない為に、耐風性能をしっかりとチェックするべきです。
台風への備えや、万が一台風で自宅が被害を受けた場合の心構えの一環として、ぜひお役立てください。
屋根に被害が出始めるのは
「風速15m前後」の強い風が吹き始めたら!
1.なぜ屋根が飛ばされるの?
それは、屋根や屋根の付近には、瓦や棟板金(スレート屋根を留めている金属部分のこと)、破風板(屋根の妻側の側面に取り付けられている板のこと)など、さまざまな建材が使用されています。
棟板金が飛んでいってしまう原因は、打ち付けてある釘が経年劣化で緩んでしまうことや、板金が反っている場合に強風の影響をもろに受けてしまうことなどが挙げられます。
この気圧の差によって、建材を上へと押し上げる力が働き、屋根の建材が飛ばされるのです。
また窓ガラスなど割れてしまうと、暴風が室内へ一気に流れ込み、家の屋根が吹き上がってしまうという被害も報告されています。
2.風災に強い屋根と弱い屋根
瓦屋根
昔ながらの工法である「土葺き(つちぶき)」の瓦屋根は、屋根に瓦が固定されていないため、風災に弱い傾向にあります。
最近の工法である「引掛け桟瓦葺き(ひっかけさんかわらぶき)」の瓦屋根は、瓦がクギで固定されているので、昔ながらの土葺きに比べると、風災への耐性は高くなっています。
スレート屋根
スレート屋根とは、スレー材(セメントと繊維質を主原料とする平らな板状の建材)を使用した屋根です。
スレート材はクギで固定されているので、風でスレート材が飛ばされるリスクは低くなっています。
ただし、スレート材は衝撃に弱いため、飛来物によるひび割れや欠けが生じやすいです。
トタンやガルバリウム
金属の板を加工したもの全般を指します。屋根に使われる板金は、トタンやガルバリウムが主です。
いずれにせよ金属の板を加工した建材なので、飛来物にも強く、耐久性に優れています。メンテナンス頻度が比較的少ない点も特徴のひとつ。ただし軽いために飛ばされやすいというデメリットもあります。
>>台風が来ても被害に遭わないための対策<<
日頃から雨や風、太陽の光から家族を守っている屋根は、時がたつにつれて劣化することもあり、小さなダメージが、台風をきっかけに大きな破損につながる可能性もあるといいます。
10年に1度の定期的なメンテナンスをすることで被害を最小限にできます。自宅の屋根はもちろん、飛ばされて他の家などに被害を出してしまうことを防ぐためにも事前の対策が重要になります。
自分で行う台風前のチェックは目視できる範囲で大丈夫です。
瓦屋根は滑りやすく、また足で踏んで割れてしまうこともあるので,
絶対に屋根に登らないようにしてください!
特に台風前は急な強風が吹くこともあります。
大型の台風が来るとほぼ毎回死亡事故が発生していますので、万一屋根の異常が見つかった場合もまずは業者に連絡するようにしましょう。
小さなお気づきでも構いません。
屋根のことで不安なことがあれば、なんでもご相談ください!
屋根工事・雨漏り完治専門店 なかやぶ屋根工事店ご連絡頂ける幸いでございます。
ぜひ、お問い合わせ・ご来店お待ちしております。